こんにちは。グリーンライフ産業の小島です。
8月より、私たち50期新入社員は実際にお客様の担当になっての職務がスタートいたしました。
私は50期社員唯一の設計課(デザイナー)なので、営業(プランナー)のみんなとは違ったお仕事紹介ができるのではないかと思います。
私を含め、新入社員は今月(8月)から物件を担当しておりまだ完了物件がないので、今回は一番歳の近い先輩が担当したお客様の図面と写真等を使用させていただき、デザイナーの仕事内容を紹介します!

【デザイナーのお仕事とは】
まず、プランナー(店舗の営業スタッフ)が、実測したお客さまの敷地をデータに起こし、ヒヤリングしたご要望を基に施工したい場所をiPadを使用しラフプランを作図しています。
また、使いたい製品を細かく指定し、どのように施工してほしいかをわかりやすく記入していただいています。
その作図したラフプラン図を私たちはインプット資料と呼んでいます。
このインプット資料を基に私たちデザイナーは図面を作成していきます。
――――
今回紹介する物件は+GというLIXILさんから出ている商品で作る、テラス空間を施工した物件になります。
https://www.ground-f.com/journal/archives/4120/
↑↑+Gについてはこちらで詳しくまとまっているので良ければご覧ください!↑↑
――――

私たちがインプット資料をいただいて作成した図面がこちらになります。
グランド工房が施工させていただく場所は色つきでわかりやすく表現しており、+Gなどの“金物”と呼ばれるメーカー商品は青い線で表現しています。
引き出し線でタイルテラスや+Gに使用する製品や仕上げを詳細にまとめています。
【多様な方法で伝える】
私たちが使用している設計ソフトは、3Dで作図しているものを見ることができますし、それをVRにしてお客様の携帯などで見ていただくこともできます。
↑こちらのリンクは先ほど紹介した図面のVRの一つになります。お使いの携帯でぜひご覧ください!

このように私たちデザイナーの仕事は、プランナーが作成したプランをもとに、お客様に感動していただける多様なプレゼン資料を作成してプランナーに託すことです。この投稿から少しでもデザイナーの職務内容や楽しさがイメージできていれば幸いです。
上の写真はVRとほぼ同じ位置から撮影した完了現場の写真です。ほの暗い電球色の照明が、心安らぐ半屋外空間を引き立たせていてとてもいい空間ですね。
ぜひVRとこちらの完了写真を比較して楽しんでいただければと思います。
【最後に】
私が今の段階で実際に物件をもって働いてみて感じたことは、図面表記のルールや、金物商品のサイズや仕様、様々な工事の見積もり方などといった一見地味なところで覚えたり、考えを巡らせたりすることが多いというところです。
それらに慣れるまでは脳がオーバーヒートする毎日です。
しかし、たくさんのことを考えて作成した図面などをプランナーに渡しきった瞬間は、何とも言いがたい達成感を感じられますし、その過程で生まれる先輩プランナーとの相談や質問などといったコミュニケーションが楽しくてやりがいを感じています。
いつか自分の作成した図面から契約が取れて、工事が完了したときは今より強い達成感を感じられるのではないかなとこれからが楽しみです。
次の私の投稿でその図面が紹介できるといいなと思っています。
それでは、また次の投稿で!